清水寺のおみくじの意味の解読・解説【11~20番】

京都を代表するお寺である清水寺は世界中から観光客が来るほど人気があります。お寺へお参りしたら、おみくじを引いてみたけれど、古い言葉が使われていてよくわからない。

そんな方へおみくじ解読させていただいております。

番号によって確認ページを準備しております。知りたい番号をクリックしてください。

清水寺おみくじ

1番~10番
11番~20番
21番~30番
31番~40番
41番~50番
51番~60番
61番~70番
71番~80番
81番~90番
91番~100番

ネット上に画像や文章があるもののみ記載しております。記載のないものについて知りたい方は、お問い合わせフォームよりおみくじ前文の文字が読めるような画像を送付いただければ個別に読ませていただきます。

お問い合わせはこちらからお願いします。

清水寺のおみくじは読みにくい

京都へ行ったらやはり清水寺へいきたいですよね。せっかくの観光ですからおみくじでもひいてみようと思うはず。

ただ清水寺のおみくじは一般的な神社とは文体が違うので非常に読みにくいです。上側は漢文と下側にそれぞれの項目ごとの今後の占い結果が記載されています。少なくとも下側のメッセージだけでも読解したいという方は多いと思います。

また、音羽山清水寺と書かれていますが、これは清水寺の正式名称です。清水寺の開創の起源であり、寺名の由来となった瀧の名前も「音羽の瀧」ですよね。

今回は清水寺のおみくじの意味について解読したものを掲載していきます。

ネット上に画像や文章があるもののみ記載しております。不足しているものについて知りたい方は、お手数ですがお問い合わせフォームに全文をご記載の上連絡いただければ追加掲載いたします。

おみくじに出てくる神仏について

神明:天照大御神、豊受大神の別称(伊勢神宮など神道の神様)

愛宕:防火の神・愛宕権現

観音:仏教の菩薩の一尊。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)または観自在菩薩(かんじざいぼさつ)ともよばれる。

天道:天道様(おてんとさま)とも呼ばれ太陽の神様。天照大御神。

大黒天:七福神のひとつで、肩に大きな袋を背負い、右手には内出の小槌を持った姿の神様。

清水寺のおみくじの吉凶

清水寺おみくじ11番の意味

第十一 『大吉』

有禄興家業
文華達帝都
雲中乗好箭
兼得貴人扶

○このみくじにあう人は、鶴九皐に鳴きて、その声野に聞こゆというがごとし。名誉かくれなきかたあり
〇されども虚空に矢をはなちたるは是非に落つる時あり。天道、観音を信じ慎しまば兼ねて貴人のたすけにあうべし
〇病事本服す。ただし大医にかゝるべし
○悦び事十分よし
○訴訟十分叶う
〇失物出る。たとい出ずとも入合せあるべし
○買物よし。当分利なくも後によし
○屋づくり転居、縁談よろずよし
〇生死かならず生くべし
〇旅行よし。道中つゝしむべし
〇待ち人来る。少しおそき事あるべし
〇争いは勝つべし

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ゆうろくかきょうをおこし
ぶんかていとにたっし
うんちゅうこうせんにじょうず
かねてきにんのたすけをう

・このおみくじは、「鶴は深い谷底で鳴いても、その鳴き声は天に届く。」ということわざの通り、賢人は身を隠しても、その名声は広く世間に知れ渡るという例えにふさわしい人です。名誉は確実に世の中に広まるでしょう。
・ですが、目標がない状態では虚空に矢を放った時に落ちるのと同じようにうまくいきません。お天道様、観音様を信心しておこたることが無ければ、地位の高い方の助けが得られるでしょう。
・病気は完治する。ただし、しっかりとしたお医者さんにかかる必要があります。
・お祝い事は十分に良い
・訴訟事は十分に思い通りになるでしょう
・無くしたものは見つかる。たとえ見つからなかったとしても、代わりになるものが入手できるでしょう
・買物は良い。利益がでなくとも後になると良かったと思えるでしょう
・家の新築、引越し、縁談はすべて良い
・生死に関わることは必ず生きる
・旅行は良い。道中は羽目をはずさないように
・待ち人は来ます。少しおそいかもしれませんが。
・争いごとは勝ちとなるでしょう

清水寺おみくじ12番の意味

第十二 『大吉』

楊柳遇春時
残花発旧枝
重重霜雪裡
黄金色更輝

○このみくじにあう人は、草木の春にあいて花さき実るごとく人も立身出世の喜びありとす
○大黒天を信じてよし
○病人本ぷくすべし。心だて悪しき人は治りがたし
○待ち人来るべし
○訴訟事は叶う
○失せもの出ずべし。地の底、廃物中にあるべし
○悦び事十分なり
○屋づくり転居よし
○買い物よし。売り物は早く売りはらいてよし
○あらそいは勝つべし
○生死十に八九は生きたるべし
○縁談、旅行よし
○道具は花びん香炉茶の湯の道具かけもののたぐいなり

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冬に枯れた柳が春にもういちど芽が出てくるように、災いは消え失せるでしょう。厳しい冬に立派に咲き誇る菊の花のように、金色に輝くような高い名をあげることができるでしょう。

・このおみくじを引いた方は、草木が春に開いて花が咲き実をつけるように、立身出世のチャンスがやってきます。
・大黒天を信心しましょう。
・病人は完治します。心の状態が良くない人は治りにくい。
・待ち人は現れるでしょう
・裁判は思い通りになります。
・無くしたものは出てきます。地面に埋まったり、捨てたものの中にあるでしょう。
・商売・相場は買いが良い、売れるものは早めに売ってしまいましょう。
・争いごとは勝つでしょう。
・生死に関わることは80~90%は生きるでしょう。
・縁談、旅行は良い。
・道具は、花瓶、香炉、お茶の道具、掛け軸などに縁があります。

清水寺おみくじ13番の意味

第十三 『大吉』

手把太陽輝
東君発旧枝
稼苗方欲秀
猶更上雲梯

○このみくじにあう人は、立身出世心のまゝなり。しかれども常人には位まけのこゝろあり
○天道を信じ年神をまつりてよし
○病事は東の方より医者、祈祷をたのみてよし。春夏の病は本復すべし、秋冬は少しあやうし
○悦び事八分よし。ゆだんあらば悲しみになる事あるべし
○訴訟事は十分叶う
○新改築、転居よし
○待人おそくとも来るべし
○買い物ふみこみ買いとりてよし
○旅行吉、秋冬はあやうし
○縁談、人をやとうに吉
○生き死に十に八九は生くべし
○争い勝つべし

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てにたいようのひかりをとって
とうくんきゅうしにはっす
かびょうまさにひいでんとほっし
なおさらにうんていにのぼる

自分で手を伸ばして太陽の光を握る、春が枯れ枝に花を開かせた。稲の苗も上に伸びようとしている。その勢いときたら、空の雲にまで届くようである。

・このおみくじを引いた方は、立身出世については思い通りになります。しかし普通の人にとっては、身分不相応で不利益がある可能性もあります。
・お天道様を信じ、年神様をお祀りすると良い。
・病気になったら東の方角のお医者さんや神社・お寺でのご祈祷を受けましょう。春夏に病気なら完治、秋冬は長びきます。
・悦びごとはまずまず良い。油断すると悲しい出来事に変わります。
・裁判事は十分に思い通りになります。
・家の新築、改築、引越しは良い
・待ち人は遅くなっても来るでしょう
・買い物は多少強引でも買いで良い
・旅行は良い、秋冬はやめておきましょう
・縁談、人の雇用は良い
・生死に関わることは80~90%は生きるでしょう。
・争いごとは勝つでしょう

清水寺おみくじ14番の意味

第十四 『末吉』

玉石未分時
憂心転更悲
前途通大道
花発応残枝

○このみくじにあう人は、山を掘りて金を得るがごとく初めの苦労あれども後仕合せよし
○天道をうやまい神明を信じてよし
○病人長引くとも命にさわりなし大医にかけ祈祷してよし
○悦び事半吉。初め思わしからざるも後よし
○訴訟事さまたげあるも心正しく時いたるを待つべし
○待人おそし。しかれども仕合せよく来るべし
○失せ物はおそく出る
○新改築、転居、縁談、旅行、何事も軽はずみになれば後にて悔むことあるべし。よくよくはかりて後に定むべし
○争い事まつべし
○生死は悪人は死し善人は生くべし

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せきぎょくいまだわかたざるとき
ゆうしんうたゝさらにかなしむ
ぜんとだいどうにつうず
はなひらいてざんしにおうず

・このおみくじを引いた方は、山を掘って金が出て来るように、最初は苦労が必要でも後で大きな幸せが得られます。
・お天道様を敬い、天照大御神さまを信心して良い
・病気は長びきますが、命に問題はありません。しっかりしたお医者さんに見てもらい、ご祈祷を受けましょう。
・嬉しいことはまずまず。最初は思うようにいかないようでも時間経過でよくなります。
・裁判は障害があっても、心の状態を正しくして待つことが大切です。
・待ち人は遅いです。しかし、来る時には幸せも一緒でしょう。
・失くしたものは時間がかかりますが、出てきます。
・家の新築、改築、引越し、縁談、旅行、何事も計画がないと後悔を生むことがあるでしょう。しっかりと考えてゆったりと選びましょう。
・争いごとは待つことが大切。
・生死に関わることは、こころ正しくなければ死に、善人は生きられるでしょう。

清水寺おみくじ15番の意味

第十五 『凶』

年乖数亦孤
久病未能蘇
岸危舟未発
竜臥失明珠

○このみくじにあう人は、宝を載てを栽て船をくつがえすがごとく、難儀困窮のかたちなり
○観音、弁才天を祈り て吉
○病事ならば長引くべし。十に六七は命あやうし
○悦び事なし。もし宗教に関係するものにはよろこぶ事も有るべし○失せもの出がたし。水中にあるやもしれず
〇待ち人来らず
○訴訟事叶わず
○新居、転居、縁談、旅行わるし
○あらそい事まつべし
〇売買利なし、見合すべし
〇生死は厳に要慎すべし。名医をたのみ信心あらば十に一二は生くる事もあるべし

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としそむいてすうまたこなり
きゅうびょういまだそするあたわず
きしあやうくしてふねいまだはっせず
りゅうがしてめいしゅをうしなう

清水寺おみくじ16番の意味

第十六 『吉』

欲政重成望
前途喜亦寧
貴人相助処
禄馬照前程

○このみくじにあう人は、心正しければ立身の時を得たりとす。心だて悪しき人は、かえって事のあらわるゝきざしなり
○天道をまつり日待ち月待ちしてよし
○病人本ぷくすべし。医者を頼みて吉
○訴訟事叶う
○よろこび事吉。心立あしければ叶いがたし
○待人きたる仕合せよし。来る人の心あしければ道にて災難にあうべし
○失せ物目上のおかげにて出るべし
○売り買いともによし
○あらそいは勝つべし
○旅行、縁談、新居、転居よし
○生死は善人生き悪人は死すべし

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まつりごと欲して重ねてのぞみを成す
前途喜にして亦寧またやす
貴人あい助くるところ
禄馬ろくば前程を照らす

世の中のためを思い、正義感をもって仕事に打ち込めば、同時に個人的な願望も満たされます。
そのような人の将来は喜びにあふれ、また安定していくでしょう。
自分の努力だけでなく、目上の方の助けも得られ、財産も地位も思い通りの出世ができるでしょう。

・このおみくじを引いた方は、考え方が正しければ出世をする時期になります。一方で心のあり方が悪い場合には逆に良くない現実が出てきます。

・天道様を信仰し、昔からある日待ちや月待ち行事を行うと良いです。
・病気は完治するでしょう。医者の力を使うと良いです。
・裁判はうまくいきます。
・慶び事は良い。心の状態に問題があると思い通りにはなりにくい。
・待ち人は来て、幸せがやって来ます。待っている人に問題がある場合、途中で災難にあってしまうでしょう。
・失くした物は目上の方の助けによって出てきます。
・売り買いに関わることは良い
・争いごとは勝つでしょう。
・旅行、縁談、新居、転居は良い
・生死に関わることは、日頃から善い行いができているなら生き、悪い場合には死ぬでしょう。

 

清水寺おみくじ17番の意味

第十七 『凶』

怪異防憂悩
人宅見分離
惜花還値雨
杯酒惹閑非

○このみくじにあう人は、何事もひかえてよし。強いて事をおこせば、もがき貧乏というかたちなり
○観音を信じてよし
○病人大事なり。医者をかえ薬をかえるなど気をつけるべし。多くは変えぬ方がよかるべし
○よろこび事叶いがたし
○訴訟事あしく慎むべし
○失せ物、水中か暗き所にあれども出がたし
○待人来らず。来てもやがて別る
○争い事まけるべし。勝ちても後にて一ぱいの難にあうべし
○新居、転居、縁談、旅行あしゝ
○生死に難多し、重々用心すべし

内容を確認する

あやしみことにしてゆうのうをふせがば
にんたくぶんりをみる
はなをおしんでかえってあめにあう
はいしゅかんぴをひく

・このおみくじを引いた方は、何をするにも控えめにして良い。無理に事を進めてしまうと、もがき貧乏という状態になります。
・観音様を信じて良い
・病気は大変なことになりかねません。医者を変えて、薬を変えるときには注意してください。多くの場合、変えない方が良いでしょう。
・嬉しいことは思い通りにはなりにくいです
・裁判は悪く、行わないほうが良いでしょう
・失くした物は水中か暗いところにあるでしょうが、出るのは難しい
・待人はこない。来ても時間がたてば離れる事になります。
・争いごとは負けるでしょう。かっても後になって災難が訪れるでしょう。
・新居、引越し、縁談、旅行は悪い
・生死に関わることは災難が多い、気をつけるようにしましょう

清水寺おみくじ18番の意味

第十八 『吉』

離暗出明時
麻衣変緑衣
旧憂終是退
遇禄応交輝

○このみくじにあう人は、万事旧を改め新しきにつくによろし
○神明をうやまい大黒、弁天を念じてよし
○病人本ぷくする治り口なり
○よろこび事十分なり。後ほどよし
○訴訟事叶う
○失せ物出ずべし。もし出ずば、そのかわり得物あるべし
○あらそい事無事におさまるべし
○屋づくり、転居、縁談、旅行等よろずよし
○待人来る。仕合よし
○売買ともによし
○相続の模様すべてよき意なり
○生死は生くべし

内容を確認する

あんをはなれめいにいずるとき
まえりょくえにへんず
きゅうゆうついにこれしりぞく
ろくにおうてまさにこうきすべし

今までの暗くみじめな境遇を脱して、ようやく運が向いてきた。衣服も庶民の白衣から、貴人の緑衣に変わったようです。今までの心配ごともなくなり、お金を得て、影響力のある方々とも交友を持つことになるでしょう。

・このおみくじを引いた方は、何事も古いものを手放して新しいものを取り入れるようにすると良い。
・お天道様を敬い、大黒天、弁財天を念ずると良い
・病人は完治する、ちょうど治癒の傾向が見える時期です
・嬉しいことは十分にあります。時間がたつほど良い
・裁判事は思い通り。
・失くしたものは出るでしょう。もしでなくとも、その代わりになるものが得られます。
・争いは無事に落ち着きます。
・家の新築、引越し、縁談、旅行等は何をしても良い
・待ち人は来る。良いことがあります。
・商売は売りも買いも良い
・相続は何が起こっても良いことの兆候が見えるでしょう。
・生死に関わることは生きられます。

清水寺おみくじ20番の意味

第二十 『吉』

月出漸分明
家財毎毎興
何言先有満
更変立功名

○このみくじにあう人は、暗きより明きに出ずるかたちなれば、もっぱら悦び事をかさぬるなり
○天道をまつり信心あればますます吉になり
○病人少しも油断すべからず。本復すべし。
○悦び事よし。
○訴訟事吉なるも慎みなくば過あるべし。
○待人来る少しおそし。
○争い事かつべし。言動つつしまざれば反って危し。
○新築、転居、緑談、旅行万よし。
○売り買いともに吉。
○失せもの暗くして尋ね出ずべし。
○生死は十に八九はいきたり。

内容を確認する

月が出て段々明るくなるみたいに、家財ますます繁栄。ちょっと停滞することあっても、すぐに状況変わって功名立てる方になる。

・このおみくじを引いた方は、現況暗いというより明るい方だから、もっぱら喜ばしいことを書いてあります。
・お天道様を信じればますます良い。
・病気の人は少しも油断しないように。全快する。
・お祝い事は良い
・訴訟事はやっても良いけれど、欲張ると禍を生んでしまうでしょう
・待ち人は来るけどちょっと遅い。
・争い事は勝つよ。ただ、言動に気を付けないと逆に危ない状態になります。
・家の新築、転居、縁談、旅行すべて良い
・売り買いはどちらも良い
・無くしたものは、暗くして尋ねると出てくるでしょう
・生死に関わるような状況に陥った時は、80~90%は生きる。

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