清水寺のおみくじの意味の解読・解説【61~70番】

京都を代表するお寺である清水寺は世界中から観光客が来るほど人気があります。お寺へお参りしたら、おみくじを引いてみたけれど、古い言葉が使われていてよくわからない。

そんな方へおみくじ解読させていただいております。

番号によって確認ページを準備しております。知りたい番号をクリックしてください。

清水寺おみくじ

1番~10番
11番~20番
21番~30番
31番~40番
41番~50番
51番~60番
61番~70番
71番~80番
81番~90番
91番~100番

ネット上に画像や文章があるもののみ記載しております。記載のないものについて知りたい方は、お問い合わせフォームよりおみくじ前文の文字が読めるような画像を送付いただければ個別に読ませていただきます。

お問い合わせはこちらからお願いします。

清水寺のおみくじは読みにくい

京都へ行ったらやはり清水寺へいきたいですよね。せっかくの観光ですからおみくじでもひいてみようと思うはず。

ただ清水寺のおみくじは一般的な神社とは文体が違うので非常に読みにくいです。上側は漢文と下側にそれぞれの項目ごとの今後の占い結果が記載されています。少なくとも下側のメッセージだけでも読解したいという方は多いと思います。

また、音羽山清水寺と書かれていますが、これは清水寺の正式名称です。清水寺の開創の起源であり、寺名の由来となった瀧の名前も「音羽の瀧」ですよね。

今回は清水寺のおみくじの意味について解読したものを掲載していきます。

ネット上に画像や文章があるもののみ記載しております。不足しているものについて知りたい方は、お手数ですがお問い合わせフォームに全文をご記載の上連絡いただければ追加掲載いたします。

おみくじに出てくる神仏について

神明:天照大御神、豊受大神の別称(伊勢神宮など神道の神様)

愛宕:防火の神・愛宕権現

観音:仏教の菩薩の一尊。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)または観自在菩薩(かんじざいぼさつ)ともよばれる。

天道:天道様(おてんとさま)とも呼ばれ太陽の神様。天照大御神。

大黒天:七福神のひとつで、肩に大きな袋を背負い、右手には内出の小槌を持った姿の神様。

清水寺のおみくじの吉凶

 

清水寺おみくじ61番の意味

第六十一 『半吉』

旧厯何日解
戸内保嬋娟
要逢十一口
遇鼠過牛辺

○このみくじにあう人は、これまでフトしたしくじりの邪魔のため立身することむずかしかりしかども、これよりおいおい出世するしるしあり
○病人は長引く。 子、丑の方の医者を頼んでよし。ただし余り遠ければ、その反対の方角の医者よし
○失せ物出がたし
○待ち人来ることおそし
○物事遅れるべからず
○えんだん、家うつり、ふしん、そのほか争いごとなど子丑の方の人について為せばよろずよし
○職業は職人たるべし
○子宝多し
○旅行急いでよし
○望み事おそし
○この人は特に大黒天を念じてよし

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きゅうけんいずれのひにかとけん
こないにせんけんをたもつ
じゅういっこうにあわんとようせば
そにあいてぎゅうへんをすぎよ

昔にやってしまった過ちからいつ解放されるのでしょう。このように感じながらも、家に帰れば美しい女性にお世話をしてもらって十分な生活をしている。もしより吉運を得たいとしたら、その時は子丑の月、子丑の人を用いるのがよい。

・このおみくじを引いた方は、過去に行った失敗のために立身出世が難しかったが、これからは次第に出世する兆しがあります。
・病気は長引きます。北、北北東の医者にかかると良い。ただ、距離が遠いのであれば、逆の方角(南・南南西)の方角の医者が良い。
○失くしたものは見つかりにくい
○待ち人は来るなら遅くなります。
○物事は遅れないようにしましょう。
○縁談、引越し、家の新築、争いごとなどがあれば、北から北北東の方角の人に相談して行えばすべて良い。
○職業は技術をもつ職人になるのが良い。
○子宝に恵まれます。
○旅行は急ぐと良い
○望み事は叶うのは遅くなります。
○このおみくじを引いた方は特に大黒天を信仰すると良い

清水寺おみくじ62番の意味

第六十二 『大吉』

災轗時時退
名顕四方揚
改故重乗禄
昇高福自昌

○このみくじにあう人は、あまり位高くして位負けのかたちあり。よろず慎み深くせずば人の憎しみを受け災難あるやもしれず
○よろこび事十分よし
○あらそいごと叶う
○のぞみごとよし
○生死はいずれとも判断むずかしけれど十に七八は生くべし
○失せ物はおそく出る
○縁談、旅行、新築、転居、そのほかよろずよし。ただし急ぐべからず
○職業は目上に立つ職たるべし
○商売は妻の好むことをすべし
○子宝多し
○自分の力に応じて励むげし。観音を念じてよし

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さいかんじじにしりぞき
なあらわれてしほうにあがる
ふるきをあらためてかさねてろくにじょうず
たかきにのぼってふくおのずからさかんなり

これまでの災いや障害は段々と収束に向かい、名誉は天下に知れ渡るようになります。古いものを改めることによって、成果が出て豊かになるでしょう。高い地位にのぼり、自然な形で幸せが舞いこんできます。

・このおみくじを引いた方は、実力以上の地位にいるために、返って良くない状態となっています。何をするにも慎み深くしておかなければ、他人からの恨みを買ってしまい、災難があるかもしれません。
・慶びごとは十分に良い状態です。
・争いごとは思い通りの形となります。
・願望は良い。
・生死に関わることは、どれも判断難しい状態となります。ただ、70%~80%は生きるでしょう。
・失くした物は遅く出てきます。
・縁談、旅行、新築、転居、その他何事をするにも良い。ただし、急いではいけません。
・お仕事は上に立つような職種であると良い。
・商売は妻が喜んでくれることをしましょう。
・子宝は多い。
・自分の力量を認識して、努力して望みましょう。観音様を念じるのが良い。

清水寺おみくじ63番の意味

第六十三 『凶』

何故生荊棘
佳人意漸疎
久困重輪下
黄金未出渠

○このみくじにあう人は、諸事さわり多く、苦労絶えず。しかしながら心正しく信心深ければ後に運開くべし。今のところでは、土の中にうずもれたる玉のごとし
○よろこびごと急に見えず
○待ち人来らず
○病人長引けども本復すべし。ただし十分養生せねば変あるべし
○失せ物出がたし
○職業、商売は紙か、土か、木に縁ある職たるべし
○争いごと負けなり
○転居、ふしんなど秋にてよし
○縁談とゝのう
○子宝多し。子に出世あるべし、大切に育てゝよし
○観音、薬師、わが星を祈りてよし
○旅行いそぐべからず

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なんのゆえにけいきょくをしょうず
かじんこころようやくそなり
きゅうこんじゅうりんのもと
おうごんいまだみぞをいでず

どうしてかトゲのあるイバラが家に出てきた。すると夫婦の仲も徐々に疎遠になっていく。長い期間、重たい車の下敷きになったような苦しい時期が続き、成功や財宝もまだ溝に埋まって見つからない状態である。

・このおみくじを引いた方は、何事を進めようとしても問題が起こりやすく、苦労が続きます。しかし、心の状態を整えて信心深くしていれば後で運が開けてくるでしょう。現在は、土の中に宝石が埋まっているような状態です。
・よろこび事は直近にはありません
・待ち人は来ない
・病人は長引きますが完治するでしょう。ただし、十分な休養をとれないと状態は悪化します。
・なくした物は出るのが難しい
・職業や商売は紙、土、木に関わるものが良い
・争いごとは負けます
・引越し、新築などは秋に行うと良い
・縁談は整います
・子どもには恵まれます。生まれてくる子どもは出世する可能性があります、大切に育ててあげましょう
・観世音菩薩、薬師如来、本命星ほんみょうじょうを祈りましょう
・旅行は急いではいけません

清水寺おみくじ64番の意味

第六十四 『凶』

安居且慮危
情深主別離
風飄波浪急
鴛鴦各自飛

○このみくじにあう人は、思いもよらざる災難来って憂き苦労せねばならぬ意あり。観音を念じ、いろいろな事に心を逢わすべからず
○よろこび事いたって少なし
○待人来らず
○あらそい事大した損なくば相手にゆずる方よし
○失せ物ゆるゆるさがすべし
○望み事かないがたし
○旅行よし
○売買念入れてよし
○生死は厳重に用心すべし。十分信心すべし
○縁談急ぐべからず
○職業は職人か小商人たるべし。何事にも念入れて、一つに心を入れるをよろしとす
○新築、ふしんなど急がぬ方がよろし
○子に縁うすし。信心すべし
○病気長引けども本ぷくす

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あんきょしてかつあやうきをおもんばかり
じょうふこうしてべつりをつかさどる
かぜひるがえってはろうきゅうなり
えんおうおのおのおのずからとぶ

清水寺おみくじ65番の意味

第六十五 『末吉』

苦病兼防辱
乗危亦未蘇
若見一陽後
方可作良図

〇このみくじにあう人は、雪に屈みし竹が春、雪解けて元のように立ちなおるがごとく、一時はいろいろの苦労ありたれど、春にもなれば運が開いて立身すべし
○悦び事、春夏はよろし。秋冬はよろしからず、病人長引くべし。春になれば次第に本復すべし
○あらそい事多くは負けなり
〇生死は十に七八生く
○待ち人おそし
○失せ物出がたし。ゆるゆるさがしてよろし○家ふしん、縁談そのほか慶びごと、旅行など春にしてよろし
○職業は木か金に縁あることよろしかるべし。薬師如来、観音を念じてよろし

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やまいにくるしんでかねてはじをふせぐ
あやうきにじょうじてまたいまだそせず。
もしいちょうののちをみれば
まさにりょうとをなすべし

清水寺おみくじ66番の意味

第六十六 『凶』

水滞少波濤
飛鴻落羽毛
重憂心諸乱
関事惹風騒

○このみくじにあう人は、物ごと思わしからぬ所より思案に迷い、物ごとを苦にする風ありて運開きがたし
○小さいことに心懸けて、よく身をつつしみ、観音を念じてよし
○悦び事すくなし
○病人長引く、大切にせよ
○待人来らず、来るともおそし
○失せ物出がたし
○あらそいごと、こちらよりしかければ負けるべし
○望み事、大きければかなわず
○売り買いともによくよく思案してよろし
○職業は水、木、土、金に縁あることよろし
○子に縁あつし。出世する子あり、大切に養うべし
○縁談、親類より他人の方よし
○旅行よろし

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みずとどこおってはとうまれなり
ひこううもうをおとす
うれいをかさねてしんしょみだる
かんじふうそうをひく

・このおみくじを引いた人は物事がうまくいかなくて悩んでしまいます。物事の認識を苦にするので運が開きにくい。
・ささいなことでも、おろそかにせず慎重に事に当たり、それを心がけること。
・喜び事は少ない。
・病人は長引くので気をつけなさい。
・失くしたものは見つかりにくい。
・争いごとはこちらから仕掛けると負けます。
・望みごとは、大きすぎるとかなえられません
・売買はよく熟考して良い結果が得られます。
・職業については、水・木・土・金に縁のあるのが良い
・子供は大切に養って。将来出世します。
・縁談は他人の紹介からの方がよい。或いは、縁戚ではない人との縁談がよい
・旅行はよい

清水寺おみくじ67番の意味

第六十七 『凶』

枯木未生枝
独歩上雲梯
豈知身未穏
独自惹閑非

○このみくじにあう人は、諸事うちわにして慎まねば思いがけぬ災難あり。ひかえ目がちに働くべし
○観音を念じてよし
○待人来らず
○訴訟ごと叶いがたし
○のぞみごと大なるはわるし。分相応の事は十に五つはかなうべし
○失せもの出がたし
○家うつり、ふしん、むことり、よめどり、人をやとうこと半吉
○旅行半吉
○病人長びくとも全快すべし
○職業は衣服、紙に縁あるあきない、金か土に縁あることよろし
○子は三人目の子出世すべし
○生死は半々なり

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こぼくいまだえだをしょうぜず
どくほしてうんていにのぼる
あにしらんやみいまだおだやかならざるを
ひとりみずからかんぴをひく

冬枯れの木にまだ春は来ていない。ついに春が来たと思って独りで大空へ昇ってしまった。どうして、まだ自分の身に不運があるということに気づかないのでしょう。独りと誤ちを悔やむことになるでしょう。

・このおみくじを引いた方は、色々な場面において、謙虚さや遠慮が足りないと、思ってもみない災難が起こります。物事を進めるときには控え目を意識して動くようにすると良い。
・観音様を信仰すると良い
・待人は来ない
・裁判は思い通りに進ませるのは難しい
・願望は大きいものは悪い。身分相応の望みは半分くらいには叶えられるでしょう
・無くしたものはなかなか出るのは難しい
・引越し、新築、婿とり、嫁とり、人を雇うことはまあまあです。
・旅行は中程度には良い。まあまあです。
・病気は長引くが完治するでしょう
・職業は衣服や紙にかかわること、金属か土に縁があることが良い
・子供は3人目が出世するでしょう
・生死に関わることは50%は生きる

清水寺おみくじ68番の意味

第六十八 『吉』

異夢生英傑
前来事可疑
芳菲春日暖
依旧発残枝

○このみくじにあう人は、老木に花が開くかたちなれば、今までの悩みとけ散りて、これより慶びごといろいろかさなるべし
○聖天、薬師などいのりてよし
○悦び事しだいによろし
○病人本ぷくす。気候やわらかにあるほどよろし
○失せもの南、西の方より出ずべし
○あらそい事つゝしむべし
○のぞみごと叶う
○縁談よくかなえてよろし
○職業は心にまかせてよろし
○あきない何にてもよし
○子に遅く縁あるべし
○旅行よろし
○道具は書画、茶器、衣服類なり

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いむえいけつをしょうず
ぜんらいのことうたがうべし
ほうひしゅんとつあたたかなり
ふるきによってざんしにひらく

いつもとは違う夢を見て英雄を生んだという伝説のように、思いがけない幸運が向いてきそうだと喜んでいたが幸運はいっこうにやってなかった。夢は嘘だったのではと疑い始めるでしょう。しかし春になって暖かくなれば、花が咲くのもの。冬に枯れている枝にも同じように咲くようになるのだから心配はいらないよ。

・このおみくじを引いた方は、老木に花が開くように、今までの悩みはなくなり、これからは良いと感じることが多くやってくるでしょう
・ 聖天(しょうでん)、薬師如来(やくしにょらい)を祈りましょう
・お祝い事などに関することは時間がたつにつれ良くなる
・病気は回復する。暖かくなるにつれてよくなる
・失くしたものは南か、西から出てくるでしょう
・争いごとは避けるべき
・願い事は叶います
・縁談はよく条件を満たすようにすれば良い
・職業は心の赴くままにすれば良い
・商売は何をしても良い
・子供は遅いかもしれないが縁はある
・旅行は良い
・道具は書道や絵画、茶器、洋服など

清水寺おみくじ69番の意味

第六十九 『凶』

明月暗雲浮
花紅一半枯
惹事傷心処
行舟莫遠図

○このみくじにあう人は、運勢さかりを過ぎて下り坂になれる風なり。善悪ともに十分思案して身をつゝしみ業務に精を出せば、この後運開けぬこともなかるべし
○神、仏をあつく信じて悪しき行いはもとよりすべからず
○望み事かのうことむつかし
○失せ物がたく、待ち人おそし
○えんだん急げばわるし
○職業は職人よろし。たゞし本人の好めることなれば気任せにすべし
○子宝おおく、出世する子あり
○売り買いに念入るべし
○病人本復す
○屋うつり、ふしん、むことり、よめどりなど春にしてよろし

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めいげつあんうんうかぶ
かこういっぱんかる
ことをひいてこゝろをいたましむるところ
ふねをやるにとおくはかるなかれ

清水寺おみくじ70番の意味

第七十 『凶』

雷発庭前草
炎火向天飛
一心来趕禄
争奈掩朱扉

○このみくじにあう人は、少しの心得ちがいよりして大なる災難をおこすかたちあり。何事にもよくよく思案すべし
○病人本ぷくす
○運勢開きがたし
○あらそいごと負けなり
〇待人来たるべし
○失せ物出ることむずかし
○職業はわが身の好むことなればよけれども、家内、従業員をいたわるべし
○旅行、ふしん、転宅、えんだん、そのほか慶び事はかくべつのさわりなし
○生死十に八九生きる
○火の災難あるかたちなれば、火の用心すべし
〇子宝すくなし。観音を信じてよし

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らいていぜんのくさよりおこる
えんかてんにむかってとぶ
いっしんきたってろくをおう
いかにせんしゅひをおおうを

・このおみくじを引いた方は、少し考え方に誤りがあるために大きな災難を起こしてしまう可能性があります。何事もいろいろな方向から考える事が大切です。
・病気は回復する
・運勢の上昇は今はむずかしい
・争いごとになると負けます
・待ち人は来るでしょう
・無くしたものは見つかりにくいです
・職業は自身の好きなことなら良いが、奥さんや従業員に心配りを忘れぬようにしましょう
・旅行、家の新築や改築、引越し、縁談、そのほか結婚などのおめでたいことは全く問題なし
・生死に関わることは80~90%は生きる
・火に関わる災難の可能性が高まっているので、火の取り扱いと火事への準備をおこたらぬように
・子宝は少ない。観音様を信心しましょう。

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