清水寺のおみくじの意味の解読・解説【51~60番】

京都を代表するお寺である清水寺は世界中から観光客が来るほど人気があります。お寺へお参りしたら、おみくじを引いてみたけれど、古い言葉が使われていてよくわからない。

そんな方へおみくじ解読させていただいております。

番号によって確認ページを準備しております。知りたい番号をクリックしてください。

清水寺おみくじ

1番~10番
11番~20番
21番~30番
31番~40番
41番~50番
51番~60番
61番~70番
71番~80番
81番~90番
91番~100番

ネット上に画像や文章があるもののみ記載しております。記載のないものについて知りたい方は、お問い合わせフォームよりおみくじ前文の文字が読めるような画像を送付いただければ個別に読ませていただきます。

お問い合わせはこちらからお願いします。

清水寺のおみくじは読みにくい

京都へ行ったらやはり清水寺へいきたいですよね。せっかくの観光ですからおみくじでもひいてみようと思うはず。

ただ清水寺のおみくじは一般的な神社とは文体が違うので非常に読みにくいです。上側は漢文と下側にそれぞれの項目ごとの今後の占い結果が記載されています。少なくとも下側のメッセージだけでも読解したいという方は多いと思います。

また、音羽山清水寺と書かれていますが、これは清水寺の正式名称です。清水寺の開創の起源であり、寺名の由来となった瀧の名前も「音羽の瀧」ですよね。

今回は清水寺のおみくじの意味について解読したものを掲載していきます。

ネット上に画像や文章があるもののみ記載しております。不足しているものについて知りたい方は、お手数ですがお問い合わせフォームに全文をご記載の上連絡いただければ追加掲載いたします。

おみくじに出てくる神仏について

神明:天照大御神、豊受大神の別称(伊勢神宮など神道の神様)

愛宕:防火の神・愛宕権現

観音:仏教の菩薩の一尊。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)または観自在菩薩(かんじざいぼさつ)ともよばれる。

天道:天道様(おてんとさま)とも呼ばれ太陽の神様。天照大御神。

大黒天:七福神のひとつで、肩に大きな袋を背負い、右手には内出の小槌を持った姿の神様。

清水寺のおみくじの吉凶

清水寺おみくじ51番の意味

第五十一 『吉』

修進甚功奇
労生未得時
騰身遊碧漢
方得遇高枝

○このみくじにあう人は、たとえば山に登るがごとくにて、その身の力一つにて働き相応の出世あるべし
○山に一町登れば一町の高さあり、二町登れば二町の高さになるが如く、苦労をこらえて奮発すれば、ついに絶頂に到着するが如く本望成就すべきなり
○働き不相応の望み持つべからず
○悦び事望み事、おそく成就す
○病人長びけども本復すべし
○失せ物、急に出で■ければ気長にさがすべし
○屋移り、縁談、旅行よろずよし
○職業は建築業よし
○売買は急げば利うすし
○生死は遅く生きる
○子に縁あり
○産は安産

内容を確認する

しゅうしんはなはだこうきなり
せいをろうしていまだときをえず
みをあげてへきかんにあそぶ
まさにこうしにあうことをうべし

精進に勤めて、大変行いは素晴らしい。しかし、いくら苦労したとしても今はなかなか花開く状態ではないのです。しっかりと覚悟をもって、身を躍らせて青空に飛び上がってみたら、それによって精進に応じた身の置き場所へ届き、運気が開けてくるでしょう。 

・このおみくじを引いた方は、山に登るように行動した分だけ出世ができるという兆しがあります。
・山を登り進めればその分だけ高い位置にいけるのと同様に、苦労があっても奮起して進み続ければ、いずれは頂上に到達します。願いが成就することにつながっていますので、コツコツとでも歩き続けることが大切になります。
・働きに見合っていない望みを持ってはいけません。
・悦び事や望み事は遅くなりますが成就します。
・病気は長引きますが完治するでしょう。
・失くした物はなかなか出てこないので気長に探すのが良いでしょう。
・引越し、縁談、旅行はすべて良い
・職業は建築業が良い
・売買は急ぐと利益が少なくなります。
・生死に関わることは最終的には生きる方向になります
・子供にご縁があります。
・出産は安産となります。

清水寺おみくじ52番の意味

第五十二 『凶』

有愆須惹訟
兼有事交加
門裏防人厄
災臨莫嘆嗟

○このみくじにあう人は、ふとしたわが心得ちがいより、思わぬ人に恨みを受け、ふりかえってくれぬことあるやも知れず。されば十分わが身を謙遜して信用を得べし
○観音を念じてよし
○悦び事なし
○病人は心配せずとも程なく本ぷくすべし
○まち人来らず
○訴訟事叶いがたし
○転居は春か秋にしてよし
○失せ物出がたし
○縁談は選り好みせずともよし
○望み事かないがたし、あてにすべからず
○売りよし。買うこと見合すべし
○生死は十に五六生く
○火の用心すべし
○子は縁うすし。弁天を祈りてよし
○旅はゆるゆるしてよし

内容を確認する

あやまちあってすべからくうってえをひくべし
かねてことありてこうか
もんりのじんやくをふせぐ
わざわいにのぞんでたんさすることなかれ

過ちをおかしてしまって、訴訟沙汰のような事が起こるでしょう。その上事情がもつれ絡み合って、やっかいなことになります。家内に不心得者が出ないように注意しましょう。災いがやって来た時に、後悔することがないようにしましょう。

・このおみくじを引いた方は、ちょっとした考え方の誤りを持っています。このために意外なところで恨みをもたれていたり、相手にされないという現実が出てくるかもしれません。とにかく十分に自分自身のなかに謙遜の心をもって、信用を得るようにしましょう。
・観音様を念じると良いでしょう。
・悦び事はありません。
・病気は心配しなくても、ちょっとすると完治するでしょう。
・待ち人は来ない
・裁判などは思うような決着は難しい
・転居は春か秋にすると良い
・失くした物は出にくい
・縁談は選り好みをしなくても良い出会いとなります
・望み事は叶うのは難しい、期待せずにいることが大切
・売りは良い。買いは見合すと良いでしょう。
・生死に関わること50~60%は生きる
・火に気をつけましょう。
・子供の縁は薄いです。弁天様を祈ると良い
・旅はのんびりすると良い

清水寺おみくじ53番の意味

第五十三 『吉』

久困漸能安
雲書降印権
残花終結実
時亨禄自遷

○このみくじにあう人は、春風に氷のとけるようにて、今まで艱難苦労せしも、目上の人の引立によりおいおい立身し、苦労消えるべし
○悦び事はおそし
○病人長びけども本ぷくすべし
○訴訟事かなうべし
○家ふしん、転居その外よろず悪しからず
○えんだん急ぐべし
○望み事かなうべし
○売買どちらもよし
○生死は十に八九生きる
○職業は商人、あきないは細く利多くあることたるべし
○子に縁あって大切に育つべし。たゞし二十五までに子なくとも、おそく出来るやも知れず
○失せもの丑寅の方にあり。ゆるゆるさがせ
○旅行よし

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きゅうこんようやくやすんず
うんしょいんけんをくだす
ざんかついにみをむすぶ
ときにきょうろくおのずからうつる

・このおみくじを引いた方は、春風に氷が融けるように、今までの苦労があったと思いますが目上の人の引き立てによって徐々に出世します。これに伴って苦労も消えていくでしょう。
・悦び事は遅くなります。
・病気は長びきますが完治するでしょう。
・裁判は思うような結果となるでしょう。
・家の新築、引越しなど家関係は全体に悪いです。
・縁談は急ぎましょう。
・望み事は叶うでしょう。
・売買はどちらも良いでしょう。
・生死は80~90%は生きる
・職業は商人が良い、あきないとは細くとも利益が多くあることが重要です。
・子供に縁がありますので大切に育つでしょう。ただし、二十五歳までに子供がない場合には、遅く出来るかもしれません。
・失くしたものは北東の方にあります。のんびりと探しましょう。
・旅行は良い。

清水寺おみくじ54番の意味

第五十四 『凶』

身同意不同
月蝕暗長空
綸雖常在手
魚水未相逢

○このみくじにあう人は、たよりにせし人と心あわず月蝕にて月くらきがごとく、魚がいまだに水に逢わぬがごとく、とかく望み事叶いがたけれど、心正直に時をまてば、おいおい運開けんとなり
○悦び事すくなし
○病人長びく。十に六七は生くべし
○失せ物でることむずかし
○待ち人来らず
○あらそいごと負けなり
○家うつり、人をかゝえること、旅行など、まず当分は見合すをよしとす
○この縁談叶う
○売買共に後に後悔することあり、よく思案すべし
○職業は公務員か紙に縁あること。さもなくば建築業などよし
○商売は何にてもよし
○子に縁うすし

内容を確認する

みおなじくしてこゝろおなじからず
げっしょくちょうくうにくらし
りんはつねにてありといえども
ぎょすいいまだあいあわず

身体はひとつなのに、心はあれこれ迷うことばかり。まるで月食が起こっているように空は暗くなっていて、先が見えない状態でしょう。釣り糸が垂れているのは間違いないけれど、まだ魚はかからない。

・このみくじを引いた方は、信頼している人とうまい関係ができずに月食で本当は満月なのに月が暗いような状態。魚がいまだに水に逢っていないような状態にあります。とにかく望み事は叶いにくいのですが、心を正しく持ち時間が経過することで、徐々に運が開いていきます。
・悦び事は少ない
・病気は長びきます。60~70%は生きるでしょう。
・失くした物を見つけるのは難しい。
・待ち人は来ない
・争いごとは負けとなります。
・家の引越し、人の雇用、旅行などはしばらくは見合す方が良い
・この縁談は良いものとなります。
・売買は共に後で後悔を生む可能性があります、よく考えてください。
・職業は公務員か紙に縁あることが良いです。もしくはば建築業などがよい。
・商売は何をしても良い
・子供との縁は薄いです。

清水寺おみくじ55番の意味

第五十五 『吉』

雲散月重明
天書得誌誠
雖然多阻滯
花発再重栄

○このみくじにあう人は、心立て正直なるが故に、たとえ今まで邪魔する者ありて望み事叶わずといえども、わが心の美しさが天に通じて、これより運開くべし
○観世音、聖天を祈りてよし
○悦び事近きにあり、待つべからず
〇待人、道にてさわりありて遅くなることあれども来るべし
○あらそい事十中八九勝つ
〇転居、普請などよし
○売買ともによし
○失せ物ゆるゆる探してよし
○生死十中七八生く
○子宝多し
○職業は己が好む事に従うべし
○旅行ゆるゆるしてよし
○病人本ぷく近きにあり
○この縁談大いによし

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くもさんじてつきかさねてあきらかなり
てんしょしせいをえたり
しかりといえどもそたいおおし
はなひらいてふたゝびちょうえい

・このおみくじを引いた方は、心の状態が良いために、例えこれまで邪魔をする人がいて望みが叶ってこなかったと思っても、あなたの持つ心の美しさが天に通じて運が開いていくでしょう。
・観世音菩薩、歓喜天を祈ると良い
・悦び事は近くにあります。待っていてはいけません。
・待ち人、道中に問題があって遅くなることあっても最終的には来るでしょう
・争いごとは80~90%は勝ちます
・引越しや家の新築は良い
・売買どちらも良い
・失くしたものは物のんびりと探すのが良い
・生死は70~80%は生きる
・子宝は多いです。
・職業は自分が好きだと感じる気持ちに従って選びましょう
・旅行はのんびりすると良い
・病気は完治も近くにあります。
・この縁談は大変良いものです。

清水寺おみくじ56番の意味

第五十六 『末小吉』

生涯喜復憂
未老先白頭
労心千百度
方遇貴人留

○このみくじにあう人は、中年過ぎまで万事思わしからず、老年になりてようよう安堵すべし
○観音を念じて吉
○よろこび事はたびたびあれど、かくべつの事なし
○病人長びくとも本復す
○待人来るべし
○あらそいごと半吉
○転居、新築改築よろずよし
○旅行あし。途中盗難に用心すべし
○のぞみ事叶う
○売り買い半吉
○●●は危ふき事あれども大ていは生きるなり
○縁談とゝのうてよし
○失せ物出る
○職業あきないは、●●せよ
○子宝多し
○とかくこの人は中年よりよろずよし

内容を確認する

浮いたり沈んだりとなかなか心が安定しない生活が続いています。まだ若いのですが不安や心配が多くて髪が白くなって、老いたように感じる。心配事が何百、何千回と続いたとしても、やがて目上の目に留まって運勢は好転してゆくでしょう。

・このおみくじを引いた方は、中年を過ぎるまではすべて期待通りとはなりません。年齢を重ねてようやく安心できるようになります。
・観音様を念じると良いです。
・よろこび事はありますが、特別感は感じ難いでしょう。
・病気は長引きますが、完治します。
・待ち人来るでしょう。
・争いごとはまあまあです。
・家の引越し、新築、改築はすべて良い。
・旅行は悪い。旅行中の盗難には注意しましょう。
・願望は叶います。
・売り買いに関してはどちらもまあまあです。
・○生死にかかわること?は危ない場面もありますが多くの場合は生きることができます。
・縁談は整えばいい方向に向かいます。
・失くした物は出ます
・職業、商売は、●●しましょう。
・子宝には恵まれます。
・このおみくじを引いた方は一定の年齢を超えるとすべて好調となります。

清水寺おみくじ57番の意味

第五十七 『吉』

欲渡長江濶
波深未有儔
前津逢浪静
重整釣鼇鈎

○このみくじにあう人は、物事独りすれば悪し。人に順うてすれば良けれども、心みじかければ悪し
○観音薬師を念じてよし
○悦び事おそし
○病人本復するも長引くことあるべし
○待人おそし
○失せ物ゆるゆるさがせ
○望み事叶いがたし。ただし苦労を堪え辛抱すれば少しずつ叶う
○転居、ふしん、縁談、春にしてよし
○旅行悪し
○売買半吉
○生死は十中八九生く
○子に縁うすし。大切にすべし
○争いごと慎むべし
○あきない職業は水に縁あるか、土に縁あることよし

内容を確認する

ちょうこうのひろきをわたらんとほっすれども
なみふこうしていまだともあらず
ぜんしんなみのしずかなるにあう
かさねてこうをつるつりばりをとゝのう

長江のような大きな川を渡ろうとしたが、波が高く、しかも一緒に渡ろうという仲間も見つからない。しばらくすると行く先の川の波が静まった。それと同時にすっぽんを釣るための釣針も準備できた。

《詩の意味》
現在の状況は厳しく、いろいろと思い通りに行かないことが多いでしょう。しかし、天候不良も時間がたてば穏やかな日になるように、時間がたてば好転するものです。ゆっくりと時が来るのを待つことができれば、タイミングよく良い条件が自然に整っていくでしょう。

・このおみくじを引いた方は、独りで行動すると悪いです。誰かの意見を聞いて従うと良いが、それでも短気を起こすと悪い
・観世音菩薩、薬師如来を念じると良いです
・悦び事は遅くなります
・病気は完治するけれど、治るまでに時間がかかることがあるでしょう
・待ち人は遅い
・失くした物は焦らず探しましょう
・望み事は叶いにくいです。ただし苦労に耐えていれば少しずつ叶います
・家の引越し、新築、縁談などは春に行うと良いです
・旅行は悪い
・売買はまあまあ
・生死は80~90%は生きる
・子のご縁はうすいです。大切にしましょう
・争いごとは慎むのが良い
・職業は水もしくは土に縁があるものが良いです。(料理、陶器、紙、カフェ、花屋などでしょうか)

 

清水寺おみくじ58番の意味

第五十八 『凶』

有径江海隔
車行峻嶺危
亦防多進退
猶恐小人虧

○このみくじにあう人は、よろず苦労多くして心配絶え間なし。何事も堪忍づよく慎んでよし。観音を念じてよし、悦びごとなし
○病人本ぷくす
○待人来ることおそし
○失せ物出がたし
○売買悪し
○生死は十に八九生きる
○あらそいごと慎め
○商売、職業は何事も新に 改むるによろしからず
○縁談、転居、ふしん、その外いそいでよろしからず
○望み事大きく持つべからず。
○小さき事より、しだいに大きなことにむこうてよろし
○旅行急いでよし
○子に縁うすし。たゞし子は出世す。

内容を確認する

みちにこうかいのへだてあり
しゃこうしゅんれいあやうし
またおおくしんたいをふせぐ
なおしょうじんかくることをおそる

道はあるように見えますが、途中で広い河に隔てられています、車でも険しい山の上を行かなくてはならない。進むのも戻るのにも危険があり、これを防ぐ準備が必要です。このような時は大体、つまらない人間の妬みや妨害を受けやすい状態にあります。用心しましょう。

・このおみくじを引いた方は、何をするにも苦労多くなり心配が続きます。何事も耐え忍び、慎んでいると良いです。観音菩薩を念じて良い。悦び事はしばらくはありません。
・病気は完治します。
・待ち人は来るのが遅いです。
・失くした物は出にく
・売買は悪い
・生死に関わることは80~90%は生きる
・争いごとはやめておきましょう。
・商売、職業は何事も新しいことをしましょう。これまでのことを改めるという方法は良くないです。
・縁談、家の引越し、新築その他は急ぐと良くない。
・望みは大きすぎるものは持ってはいけません。
・小さい事より、段々と大きなことに挑戦していくと良い。
・旅行は急ぐと良い
・子供の縁は薄いです。ただ子は出世します。

清水寺おみくじ59番の意味

第五十九 『凶』

去住心無定
行蔵亦未寧
一輪清皎潔
却被黒雲瞑

○このみくじにあう人は、心常に迷いやすく、何事も手につかぬかたちなれば、信心固く心を一つにかため、十分しとげるべし
○病人本ぷくむずかしけれど、養生と信心とによりて助からぬこともなし
○待人来らず、来るともおそし
○あらそい事まけ、十中一二は勝つこともあらん
○転居、ふしんなど、よろずよし
○縁談とゝのうてよし
○職業はわが好めることならばよけれど、たびたび変えるはあし
○子に縁あり
○旅行は秋冬にしてよし
○売買ともに、よくよく思案すべし
○薬師、弘法大師を念じてよし。

内容を確認する

きょじゅうこゝろさだめなし
こうぞうまたいまだやすからず
いちりんきよくこうけつたり
かえってこくうんにくらまさる

何をすべきか、どのように行動するべきなのかとすべてに決心がつかない。 身のふり方や身の処し方もなかなか安定しない。本来は澄んだ月のように清らかな心の持ち主なのですが、今は黒い雲に隠されてしまった月のように、光を発揮できない状態にあります。

・このおみくじを引いた方は心が迷いやすい状態になっています。このために何事も手につかない形で、信仰心をしっかりしてあげることで目標を確固たる物にしましょう。そうすれば十分に願望は成し遂げられるでしょう。
・病気は完治は難しいけれど、しっかりと養生して信心すれば助かる可能性はあります。
・待ち人は来ない、来ても遅くなります。
・争いごとは負けます。10~20%は勝つこともあるかもしれません。
・家の引越し、新築などすべて良いです。
・縁談は整のえば良いものとなります。
・職業は自分の好みであれば良い。すぐに帰るのは良くない。
・子供に縁はあります。
・旅行は秋冬ならば良い。
・売買に関わることは、よく考えてから行動しましょう。
・薬師如来、弘法大師を念じると良い。

清水寺おみくじ60番の意味

第六十 『小吉』

高危安可渉
平坦是延年
守道当逢泰
風雲不偶然

○このみくじにあう人は、心すなおにして物事におちつき、人に可愛がらるゝ人なれば何事にもよし
○失せ物は出ることむずかしけれど、ゆるゆるさがしてよし
○病人本ぷくす。気長に養生すべし
○あらそいごと負けるべし。十分思案すべし
○待ち人早く来ればよし。ひま取ることあれば来たらぬなり
○転居、縁談など万事他人の力かりてよし
○職業はおのれが好むことならば何にてもよし
○子に縁あり。大切に育つべし
○旅行などは、気をつけて十分思案して物事にむこうべし

内容を確認する

こうきなんぞわたるべき
へいたんこれえんねん
みちをまもってまさにやすきにあうべし
ふううんぐうぜんたらず

高く危うい場所にいたとして、どうやってうまく世の中を渡ってゆくことができるだろうか。平凡な道をのんびり歩んでゆくのが、長く続くためのコツです。このような簡単な道をしっかりと進んでゆけば、当然のように平和な状態になるのは当たり前のように起こります。風雲を起こして立身出世するであろうが、それは普段の当たり前の繰り返しによって成ったのです。

・このおみくじを引いた方は、心を素直にして物事に落ち着いて取り組むことです。他人に可愛がってもらえるので、何をするにも問題ないでしょう。
・無くしたものは出ることは難しいですが、のんびりと探していれば良いことがあるでしょう
・病気は全快する。焦らずに養生しましょう
・争いごとは負けます。考えて行動しましょう
・待ち人は早く来れば良いことにつながります。一方時間がかかった時は来ないです。
・引越し、縁談などすべては他人の力を頼ってうまくいきます。
・職業は自分の好きなことならば何をしても良い
・子どもに縁があります。大切して育つでしょう
・旅行などは、十分考えを巡らせてから気をつけて実行にうつしましょう。

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